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固溶化処理

固溶化処理の概要・特徴

ステンレス鋼のうち、最も耐食性が優れているのが、SUS304に代表されるオーステナイト系ステンレス鋼ですが、この特性を引き出す為に、固溶化熱処理を行います。
固溶化熱処理(A処理)は固溶化加熱によって、均一組成のオーステナイトを出現させ、これを急冷すれば、原子が拡散する余裕がない為、常温でもオーステナイト組織のままでいられます。この処理により、冷間加工や溶接などによって生じた、内部応力の除去や、クロム炭化物とシグマ相を固溶消失させ、延性の改善と耐食性の向上が得られます。

固溶化処理のQ&A

固溶化熱処理とはどんな処理ですか?

固溶化熱処理とは熱間圧延中に析出したクロムの炭化物や窒化物を拡散固溶させて均一なオーステナイトにすることで、安定した組織とし、延性、じん性、耐食性、耐熱性を向上させることを目的とします。