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「歪み」でお困りな方

焼入れ・熱処理では、加工時の残留応カや熱処理時の変態応カ、熱応力などにより「歪み」が生じてしまうことがあります。また、材料の再結晶温度も「歪み」の大きな発生要因となります。ここでは「歪み」のよくある困りごとと解決策をお伝えします。

熱処理加工業者が、歪を矯正してくれない、又は矯正できない

原 因   対策・対処法
技能者の技術的未熟さ熱処理加工業者が、低歪の熱処理法を知らない。 歪み抜くところまでを熱処理業者の責任として考えております。
プレス設備の能力不足。 100tプレス、32tプレスのほかプレスクエンチ、プレステンパーを中心に治工具を揃えており、ガスバーナーは極力使わないようにしています当社では軸物は1m当り0.1mm、レール類は1m当り0.2mmを狙います。真空については400角で0.1mm以内を狙っています。

熱処理加工業者が、歪矯正のオーダーを守ってくれない

原因   対策・対処法
無理なオーダーで結果的に守られない。 事前の打ち合わせをしっかりすることが大事です。

お客様が、歪取りの指示の仕方が分からない

原因   対策・対処法
歪矯正の難易度と後工程の手間を効率換算が出来ない。 当社では軸物は1m当り0.1mm、レール類は1m当り0.2mmを狙います。真空については400角で0.1mm以内を狙っています。

歪が取れないと後で言われる

原因   対策・対処法
事前の打ち合わせ不足か業者さんの横着か・・・。 当社では事前にリスクの説明をします。設計段階から相談頂ければVE提案もできます。

歪矯正時の折損が多発する

原因   対策・対処法
技量の問題でしょうか?
前処理にも問題がある場合がある。
素材の熱処理
ワークの金属組織の調査を行い、要因を絞り込みます。その上で、設計者と対処法を相談させて頂きます。
材料・加工・熱処理は三位一体です、個別に原因追究が必要です
肉薄部分の熱処理が不適切。
歪み矯正における適正治具の不足

歪みに関するQ&A

ただいま準備中です。しばらくお待ちください。

歪みに関す解決事例

焼入れ・熱処理 事例①
焼入れ・熱処理 事例②
焼入れ・熱処理 事例③