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焼入れ・熱処理 提供可能な加工・サービス

焼入れ・熱処理加工

表面硬化熱処理

  • 高周波焼入れ・熱処理
  • 火炎焼入れ・炎熱処理
  • 浸炭焼入れ・浸炭窒化
  • 窒化処理

一般熱処理

  • 真空熱処理
  • 製品調質
  • 焼鈍処理
  • ソルト(塩浴)熱処理
  • 素材の焼入れ・熱処理

その他熱処理

  • 析出硬化処理
  • 固溶化処理
  • 時効処理
  • アルミのT4,T6処理
  • サブゼロ処理

■表面改質

  • ショットブラスト
  • WPC

■コーティング

  • PVD
  • CVD
  • DLC
  • TD処理

■各種メッキ

  • 硬質クロム
  • 無電解ニッケル
  • 無電解テフロン

■複合処理

  • 複合処理

機械加工

切削加工(旋削・面削) 研削加工(平研・内研・外研) マシニング

表面硬化熱処理

高周波熱処理

高周波焼入れ・熱処理の概要
高周波電源に接続された加熱コイルの中に、被加熱物(ワーク)を置き高周波電流を流して交番磁束を発生させると、ワークにうず電流損とヒステリシス損が生じて発熱します。このような直接加熱により、非接触ながら、ワークへ短時間に大きなエネルギーが投入され、ワークは急速加熱されます。
そしてAc1またはAc3変態点以上の適温に加熱し、加熱された表面を冷却剤で急冷し、焼入れを行うものです。
高周波焼入れ・熱処理の特徴

1、耐摩耗性のある硬い表面層と、靭性の高い元のままの心部をもつ部品が得られるという複合効果があります。

2、必要な部分だけの局部加熱なので、必要な熱量が小さく、熱効率が高く、それがゆえに冷却速度が速くなります。利点としては、焼入れ性のそれほど良くない、SC材等でも充分に焼きが入ります。

3、表面圧縮残留応力が大きく、優れた疲れ強さが得られます。

4、急加熱で短時間処理の為、組織が微細で、優れた延性、疲れ強さが得られます。

5、脱炭がほとんどみられず、表面酸化も少なく、一般的に熱処理による変形が小さい為、研磨などの後工程が省略できる場合があります。

納入事例
焼入れ・熱処理 - 高周波焼入れ熱処理 Q&A

高周波焼入れの特徴はなんですか?

高周波焼入れは処理品のまわりにコイルを置き、コイルに高周波電流を通すと、主として交番磁界によって誘起される渦電流によって、処理品の表面層が加熱されます。
(表皮効果)。他の熱処理と違って、製品が自己発熱を起こします。
また、高周波焼入れの利点としては、一般的に

1、直接加熱のため、熱効率が良く、処理時間を短縮出来る。

2、局所加熱ができ、周波数による深さの管理が比較的容易である。

3、急加熱、急冷であるため、焼入れ性の良くない、SC材等にも硬さが十分得られまた酸化、脱炭、変形が少ない。

4、表面のみの焼入れにより、大きな圧縮残留応力が得られ、疲れ強さを向上させることができる。

5、ガス等を使わない環境にやさしい熱処理である。等があげられます。

(詳しくは、こちらを参考)

複雑な形状でも高周波焼入れは可能ですか?

高周波焼入れの加熱はコイルによって行われますので、被加工品の寸法、形状に適したコイルの作成が重要となります。
コイルの種類には外面用、内面用、平面用などがありますが、コイルの選定は経験的な要素が多々あります。
コイル作成は非常に高価ですが、弊社では内製化により、ローコストを実現しております。
一度おといあわせくださいませ。

火炎焼入れ・炎熱処理

火炎焼入れ・炎熱処理
火炎焼入れ・炎熱処理の概要
火炎焼入れは古くから行われている熱処理で、高周波熱処理と同様に表面のみの焼入れで、表面層に圧縮応力が残留し、耐摩耗性や疲れ強さが向上します。燃料ガスは発熱量が大きく、火炎温度が高く、燃焼速度が大きいことが要求され、酸素ーアセチレン炎が多用されます。
火炎焼入れ・炎熱処理の特徴
1.被処理品の形状や寸法に制限を受けないです。
2.局部加熱ができます。
3.焼入れのための段取りが容易で速やかに作業ができます。
4.焼入れ硬化層範囲や深さの選定も比較的容易にできます。
5.急速加熱、急冷処理のため酸化、脱炭、変形が少ないです。
6.硬化層硬さがゆるやかに低下していくので剥離の恐れがないです。
7.機械構造用合金鋼は空冷でも表面硬化できるので焼割れの心配がないです。
8.高周波焼入れ時のような治具・コイルを必要としないです。
Q&A

火炎焼入れの際に使うガスはなんですか?

一般的には、アセチレンやプロパン、都市ガスも使われますが、燃料ガスは発熱量が大きく、火炎温度が高く、燃焼速度が大きいことが要求されますので、酸素ーアセチレンが多用されています。

火炎焼入れ時の硬さや、硬化層深さはどのように決まりますか?

火炎焼入れでの硬さや硬化層深さは、ガスの流量と、加熱時間によって決まります。
硬化層を深くするためには、ガスの流量を少なくして、加熱時間を長くとりますが、加熱時間は短いほうがよく、一例として下記の表を基準としています。
硬化層(mm 加熱速度(mm/min) 酸素(l/cm2) アセチレン(l/cm2)
8 50 3.60

3.30

6 75 2.35 2.20
5 100 1.76 1.65
3 125 1.40 1.30
2 150 1.18 1.06

浸炭焼入れ

浸炭焼入れ・浸炭窒化
浸炭焼入れ・熱処理の概要
浸炭処理、窒化処理、高周波焼入れなどは、従来から表面硬化処理と呼ばれています。
浸炭処理は、加工性のよい低炭素鋼等を機械加工した後、その表面層の炭素を増加させ、その後焼入れし硬化させる処理です。
内部は柔軟な組織のままなので、靭性に優れています。
自動車部品、建設機械部品を始め、各種の機械部品に広く利用され、最も普及している表面熱処理です。
浸炭焼入れの特徴
浸炭の基本的なメカニズムは、オーステナイト状態にある鋼の表面より、炭素原子を拡散固溶させることです。炭素をどのような状態(雰囲気)で拡散させるかによって固体浸炭、液体浸炭、ガス浸炭等の各種の方法が考案されています。
また、浸炭性ガスにアンモニアガスを添加して、鋼の表面から炭素と窒素を同時に侵入させ、焼入れ硬化させる浸炭窒化処理や、材料表面の炭素濃度を通常より高め、炭化物を分散析出させる、高濃度浸炭等があります。
Q&A

浸炭焼入れとはどんなものですか?

鋼の表面に炭素を拡散浸透させる処理の総称であり、ガス浸炭、液体浸炭等の各種の浸炭方法がある

窒化処理

窒化処理
窒化処理の概要
鉄鋼部品の表面層に活性窒素を拡散させ、硬質で安定な窒化物を生成する 表面硬化法の一種です。窒化処理としては、ガス(軟)窒化、塩浴窒化、プラズマ窒化等 各種の窒化法が開発され実用化されています。
窒化処理の特徴
ガス窒化
窒化関連処理のなかでも最も古くから行われ、エンジンのシリンダ等の表面硬化処理として採用されてきました。
分子状N2では500度付近の窒化温度では窒化作用は起こりませんが、NH3ガス雰囲気内中に鉄鋼が存在すると、触媒反応を起こし、活性化されたNが鉄鋼表面に生じます。このNが表面から内部に拡散、あるいは最表面で鉄と化合し、化合物を生成させます。
塩浴窒化
ガス窒化と異なり、特定の鋼種によらず、処理時間の短縮を狙って開発された処理です。
ガス軟窒化
この方法は浸炭性の吸熱ガス(変性ガス、RXガス)あるいは滴注式ガスとNH3の混合ガスを使用し、浸炭と窒化を同時に行う方法です。
プラズマ窒化
N2+H2混合ガスによる減圧雰囲気中にて、処理部品を陰極(-)、炉壁を陽極(+)とし、直流電流を印加、グロー放電によって発生するN+によって窒化を行う方法です。
浸硫窒化
窒化、軟窒化によって生じる表面硬化層にさらに固体潤滑剤としての機能を付与させた処理で、表面には浸硫層(FeS、Fe1-xS)が形成されます。
Q&A

窒化処理とはどんなものですか?

窒化層は凝着抑制効果を持っているので、浸炭と同様に表面処理の手段としてよく利用されます。ガス窒化、ガス軟窒化、プラズマ窒化等の方法がある